望むものと望まないものは、セットになっている

例えば、何か欲しいものがあったとして、それを手に入れようと思えば、お金を支払う必要がありますよね。

お金を支払いたくなければ、自分で作るなどする必要があります。

つまり、何かを手に入れるためには、それなりの対価や労働や時間を提供することになります。


機械など使おうと思えば、その便利さと共に、危険やメンテナンスも引き受けることになります。


SNSも、楽しいところもあれば、面倒な部分もありますし、

ただ流れてくる記事を見ているだけでも、役立つ事もあれば、うんざりするような記事も目に入ります。


ステキな異性と付き合えば、浮気の心配が付きまといます。
 

気にくわない夫のご飯を手抜き
          ちょっと違う?

お金がたくさん欲しいと思えば、必死で働いたり、才能を磨く努力がセットですし、

たくさんのお金を儲ければ、妬まれたり、それを維持管理したり、狙われたりという面倒が付いてきます。

 

有名人になれば、チヤホヤもされるけど、バッシングもされます。

 

親元から離れず、家賃もいらない、ご飯も作ってもらえるという状況に甘んじていれば、口出しされてうるさいのは当然です。

 

つまり、何か欲しいものを得ようと思えば、望まないものが自動的に付いて来るということです。

そして、受け取るものが大きい程、ダメージも大きいのが当たり前(自然)ということです。

ここで、望まないものを受け取りたくないからと、何も受け取らないようにしていると、望みが叶えられないので、自分らしく楽しく生きることはできません。

必要のない宣言

また、望むものだけを受け取って、望まないものを受け取らないでいると、セットの半分を受け取らないことになるので、バランスが崩れます。

 

例えば、女性が結婚をして、旦那さんに養ってもらおうと思うのに、自分は遊んでばかりで家事も何もしないでいたりすると、バランスが崩れ、結婚関係が崩壊していくのが普通です。

望むものを得て、維持しようと思えば、それに見合った工夫や努力が必要となるのです。

 

この、『望むもの、望まないものはセットになっている』という法則を理解しておくと、望まない方にばかり目を向けて、自分ばかりが損をしていると感じることはなくなりますし、人もうらやむ生活を維持している人は、それなりの努力をしていることが理解できるので、やみくもに嫉妬することもなくなります。

 

自分が何を望むのか、何を望まないのか、そして、望むものに対してどれだけの努力を払えるのかを考え、人生の選択をしていくと、バランスが取りやすい(長期的に維持出来る)のだと思います。

 

また、セットになっている望まないものを、いかにラクに受け止められるかという方向の知恵や工夫や努力も、有効だと思いますよ。

 
 

2018年07月12日

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