自分は特別

あることからふと、『自分は特別』という意識を持つと、本来のライン(自分の中心)からズレていくのではなかろうかと思うことがありましたので、これについて書いてみようと思います。


実力以上の発展をした時の「特別感」

算命学には二十年間の大運天冲殺というのがあって、それがある条件を得て陽転すると、実力以上に伸びていく時期があります。

仕事がどんどん伸びてうまく行くから、大抵の人はそこで勘違いします。

自分はすごい、特別なんだって。

特別だから、これからも何をやっても、うまく行くんだって思ってしまうわけです。


なので、お金の使い方が派手になったり、仕事に大きく設備投資したり、新しい事業を立ち上げたりしがちです。

でも、二十年間の限定の伸びだから、実力に見合わないことをやっていたら、それが終わる時に回収されるのです。


大運天冲殺が陽転して事業が大きく広がった場合、『この時期に手を引かないとダメ』という時期があって、きっとお知らせもあると思うのですが、調子に乗っているためにそれを無視して突っ走り、大変なことになりがちです。


 

私も大運天冲殺が陽転していた時期があって、それが20代の後半から30代の前半にかけて、自営でデザインをやっていた頃です。

お客さんはどんどん来るし、儲かりました。

ちょっと勘違いしそうになる気持ちもあったけど、「いや、実力じゃなくて、時代の流れに乗っただけだ」っていう思いの方が大きかったのです。

それまで手作業だったデザイン業界が、コンピューター化する途上に、うまくはまっただけ。

元SEだったために、コンピューター化の流れが読めただけで、デザインの腕は並だと思っていて。


それで美大に入って勉強しようかと入試の説明を聞きに行ったら、「先生になりませんか?」と勧誘され、ここで学んでもムダかもと思って断念。

そして、デザイン業界のコンピュータ化が当たり前になった頃に、まだ陰りも迎えていなかったけど手を引きました。

忙しすぎて、体を悪くしそうだったのもあって。


デザインの世界から足を洗って数年経った頃、さとうと出会って算命学の話を聞くようになったわけですが、あの時手を引いて良かったんだって知り、選択を誤っていたらと思ってゾッとしたのでした。


あの時、『自分すごい』って勘違いしそうになるなどの一連を経験しているから、私はそういう気持ちが芽生えかけた時はすぐに「危ない、気をつけよう」って思うし、言葉の届く身近な人に芽生えるのを見た時は、引き戻すようにしています。


自分も みんなも 特別

『自分は特別』って意識、自信と混同しそうになるけど、自信とは違います。

本当はみんな特別(それぞれ、性質もやる事も違うから)なので、自分『も』特別なだけであって、横並びで凸凹しているだけ、外の人との優劣はありません。


でも、自分だけが特別で、外の人より優位にいると思うと、そこからズレていってしまうのですよね。

大運天冲殺が絡もうが絡まなかろうが。

多分、「特別な存在でいたい」「人より優れていたい」という思いを持っていると、何かのきっかけで『自分は特別』という思いを得てしまうのでしょうね。


 今、ご自身の中に『自分は特別』という思いを抱えているなと思う人は、『自分も特別、みんなも特別』と思い直すようにしてみて下さい。

とりあえず、中心から大きくブレるのだけは、防げると思います。
(中心からズレていくと苦しく、その苦しさを人のせいにしがちです)


2018年08月21日

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