家系の流れ

家系の流れに影響を受ける

算命学では人の運命は、持って生まれた本質と環境の交点にあると考えている。

人の運命の半分は、環境によるものなので、同じ生年月日に生まれたからといって、同じ人生を歩むことはない。
そして、環境の中でも重視するものの一つに『家系の流れ』というものがある。

私たちはある家に生まれてきて、その中で育てられることが一般的だが、その育つ過程の中で、いろいろなことを教えられる。
それは言葉で教えられる事もあるが、親兄弟、親戚の行動を見て、自然に学ぶことも多い。
箸や茶碗の持ち方から、言葉遣い、考え方、物事に対する対処方まで、あらゆる細部にまで家系の流れは影響していく。
 

家系の流れの影響は、生きやすくなることもあれば、逆に生きにくくなるものもある。
例えば、世間は温かいものだという家系の流れの中で育てば、世間に対する信頼感が自然に育まれ、人から助けられ易くなる。
また、虐待を受けて育った人は、それを自分でもイヤだと思っているのに、子供が出来たときには自分もそれをやってしまったりする。

このように、家系の流れというのは、その人に大きな影響を及ぼすが、小さな時からそれが当たり前で育つため、例えそれが好ましくないものであっても自分のその傾向に気付くことは難しく、それ故に次の代に脈々と続いていくのである。



家系から脱するときは お試しがある

そして、家系から好ましくないものを受け取っていると気付けたときも、そこから脱するのには、かなり苦労をする。

例えば、「こうしよう!」と決意した時に、必ず元の場所に引き戻されるようなお試しが来るが、それは大概、家族や親しい友人など、身近な人によってもたらされるからだ。

自分を変えようとした時に足を引っ張るのは、実はほとんどが家族である。
なので、好ましくない習慣を持つ家系に生まれた人は、自分が変わるときには、家族との関わりを持たないようにすることが重要となる。


「家族は大事」という観念が 変化を妨げることも

しかし、世間には『家族は大事にしなければならない』『仲良くしなければならない』という観念が、常識としてまかり通っている。
そのため、家族から離れようとすると、『冷たい』『無責任』などのレッテルを貼られ、それを恐れて家族から離れにくいし、自分の中にある愛着も相まって、変化も出来ないという状況になりやすい。
そして、相変わらず家系の流れに縛られ続け、次代に脈々と続いていくのである。


どんなに自分にとって歓迎しないものであっても、家系の流れから離れるのは、本当に大変だと思う。

そして、心理学的にも中年期には自分を根本的に変化させる決断を迫られる時期がくるそうで、どの分野から見ても、人生の最激動期となるようである。


2018年10月25日

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