神の声なんかじゃない

頭の中で響く言い訳

私は時々、メッセージを受け取るという話をしますが、そういった話をすると、それを特別なことなんじゃないかと思う人もいるようです。

しかし、過去に何度かこのブログの中でもお話しているように、メッセージは誰にでも受け取れます。
というか、今もちょくちょく受け取っています。

ただ、声がとても小さいので、頭が常に勝手におしゃべりしている人は、その声にかき消されて、聞こえないのです。

まめ3

頭が勝手におしゃべりするのは、自分に言い訳をしたいからです。

「私は間違ってない」「あの人がイヤな人だからだ」「私ってダメだ」「機嫌が悪いけど何かしたかな」などなど、その人の持つ観念に基づいた観念に沿って、ありとあらゆる言い訳や、自分や誰かへの責め言葉を、大音量で頭の中で流し続けます。

なので、観念の掃除をして、頭のおしゃべりをなくしてしまえば、頭の中はシーンと静寂になり、勝手にメッセージを受け取ることになります。
 

本質は「自分を生きる」ことを望んでいる

また、メッセージを送ってくる相手は本質(自分)で、本質はその人(自分)に本質の意識で生きて欲しいと望んでいます。

なので、メッセージの内容は、その人が本質から乖離している場合は、本質に近づけるためのもの、それをクリアした後に、目的に向かっている場合は、目的に近づけるものとなります。
(本質で生きるようになってから抱いた目的は、本質の目的だから)

 
生まれてから一度も本質から外れたことのない人は、自分が考えること=本質の思いなので、メッセージという形で受け取ることもありません。
 

自分の声による 自分に必要な言葉

さて、メッセージを送ってくるのは自分なわけですが、この、メッセージを受け取るようになった人は、「今まで聞こえなかった声が聞こえるようになった = 神様からの声だ!」と、短絡的に思う人も多いようです。
そして、自分は神様に選ばれた特別な存在(神の使い)だと思い、神の言葉としてそれっぽく周りの人に伝え始めたりすることもよくあります。

 
違うから。自分の声だから。自分に必要な言葉なだけだから。

 
私は最初にメッセージを受け取るようになった時、まず、「これはなんだろう、この言葉を採用して大丈夫なんだろうか?」と思いました。
そして、自分の体を使って、観察と検証を重ねました。
もちろん、好奇心からです。

何のためにメッセージを寄越すのか、メッセージを送ってくるのは誰なのか、それに従うとどうなるのか、どこに連れて行かれるのか。
注意深く検証を重ね、パズルを解いていった結果、上記のようなことが分かって来たわけです。

 

メッセージを受け取るようになって、短絡的に「神様の言葉!?」って思った人は、気をつけて下さい。
それは、自分の中の『特別でいたい』という気持ちが反応しているだけです。

自分に必要な言葉が、誰にでも必要な言葉とは限りません。(邪魔になる場合もある)
類友の法則により、自分の周りの人にも必要である場合もありますので、話す場合には、出所と目的を意識しておくと間違えないと思います。

 
 

2019年10月27日

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