同じレベルの人としかいられない
以前、『出会いについて 』からという記事の中でも書いたように、私たちは類友という法則により、自分とだいたい同じくらいの場所にいる人と、関わることになっています。
ということは、居場所が変わってしまえば、それまで一緒にいた人と、付き合えなくなります。
自分がレベルアップしたり、レベルダウンした時には、何かが起きて、それまでの人間関係が保てなくなってしまうのです。
自分がレベルアップして、その切替の時に、それまで築いてきた人間関係に執着し、その人達から離れたくないなどと思っていると、レベルアップのチャンスを逃し、また元いた場所に戻ってしまいます。
執着はレベルアップの妨げ
何か、成し遂げたい事がある時には、一つのことに執着して努力を継続するのは有効ですが、この変化の時の執着は、レベルアップの妨げになります。
(レベルアップしたいと思っていればの話です。別に、しなくても良いと私は思うので。)
物事には流れがあって、移り変わって行きます。
人間関係も居場所も、自分の変化のタイミングで変化していきます。
変化の時には、いろいろな事が起き、揺さぶられます。
変化した先(どう変化するか)は変化前には見えないので、自ら取りに行くと言うよりも、どちらかというと流れに任せ、与えられるに近い感覚があります。
そこで、
「あれはイヤ」 「ここがいい」 「変化は怖い」 「今のままがいい」 「離れたくない」
などいう思いがあると、流れに与えられる変化を上手に受け取ることができません。
変化の時には、自分の小さな思いは手放して、『来たものは、とりあえず何でも受け入れる』というスタンスでいると、うまく流れに乗れます。
もしも苦手なものがあるのなら、克服しておくと拒まずにすみ、よりスムーズでしょう。
ここ数年は、あらゆるものが変化しているのを感じます。
この変化は、今後必要なものと、もう必要なくなったものを振り分けるためのもののようです。
嘘や隠し事が発覚したり、暴かれたり、糾弾されたり、というのも、その一環なのでしょう。
何か、知られたくないことが発覚してしまい、評判が地に落ちたなどという時は、ある意味、レベルアップのチャンスだと考えることもできます。
地位のある人や、持っているものの多い人は特に、なかなか今までのやり方を変えることはできませんが、執着さえ手放せれば、評判が落ちたことによって一から全く違う人生をやり直すこともしやすくなるため、ある意味プレゼントだとも、言えると思うのです。
2016年03月22日