傲慢さを測る方法

以前、『謙虚のコツ』という記事を書きましたが、その後思い出したことがあります。

 

私は謙虚と思っている人が

周りから見たらとてもプライドが高くて傲慢な人が、自分では謙虚だと、心の底から思い込んでいる場合が、かなり多いということです。

そういう人が、「私はいつも人に与えてばかりで・・・」と口にすることは、とても多いです。

本当に自分のことは見えないのです。

 
 

自分で自分のことを謙虚だと思っているので、人からその傲慢さを指摘されると、逆上します。

そして、「自分は謙虚なのに分かってくれない!」と、相手を責める気持ちを持つのです。(傲慢だから)

 
 

そんな風に、自分のことは全く気づけないわけですが、気づけないままだと、ただ無意味に人生に損を重ねるだけです。

しかしながら、言っても聞かないので、自分で気付く以外に無いわけで、それを測る方法は何かないものだろうかと考えていて、ある方法を思いついたので、書いてみます。

 
 

 
 

してもらって当然という心理

人にしてあげたことってけっこう覚えていたりしますけど、人からしてもらったことは簡単に忘れがちです。

親からしててもらった事なんて特に、当たり前と思っていたりします。

 
 

人に100円貸したときより、100円借りたときの方が忘れがちになりませんか?

 
 

これは、自分には尽くしてもらうだけの価値があるから当然(傲慢)という心理が働くもので、子供の頃は当たり前にそう思っています。

しかし、世界が広がるにつれ、また、自分が親になった時に親からしてもらってきたことに気づいたりして、そういった思いは徐々に薄らいでいきます。

しかし、そういった機会が無いまま、幼児性が残ったままに生きてしまった人は、人からしてもらっていることに気付くことができません。

そうして、自分のやったことばかりをカウントして生きているのです。

 
 

「傲慢」セルフチェック 

そういう人の思いの中には、少なからずこう言ったものがあるのではないかと思います。

・自分は誰にも頼らず一人で生きていける

・お金を払っているから(客だから)、やってもらって当たり前

・利用されたくない

・自分ばかりがやってあげている

・周りはみんな、無能でヤなやつ

 
 

これらの思いを一つでも持っているなと思ったら、傲慢である可能性が高い(というか、ほぼそう)ので、自分は謙虚になる余地がたくさんあるのだという自覚を持って下さい。

 
 

2017年05月07日

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