鳥の声からヒントをもらう

水面からヒントをもらう』という記事を書きましたが、自然現象から生きやすくなるヒントをもらった他の例を書きます。


鳥の声を聞き分ける

ある日、林の中を歩いていたら、小鳥のさえずりが聞こえてきたので、近くのベンチに座ってしばらく鳥の声に耳を傾けてみました。

最初、ある1種類の鳥の声ばかりが聞こえていたのですが、しばらくしてその鳥の声が聞き分けられるようになると、別の鳥の声が聞こえてきました。

その鳥の声が聞き分けられるようになると、また次の鳥の声が聞こえてきました。

そんな風にして、最終的に私の周りには、7~8種類の鳥がいることがわかりました。

自分が立ち止まってひとつの鳥の声に集中して、その声の特徴を押さえられてはじめて、次の鳥の声を聞けるようになるものなのだと思いました。

ひとつひとつに丁寧に注目しなければ、最初に耳に飛び込んでくる鳥の声にしか気付かず、鳥がたくさんいることにも気付けないのです。



このことから、一見、一つに見える物事は、いろいろな要素が複合して起きてきているのだと思いました。
それら要素を丁寧に紐解いて、分解していくことで全貌が見え、対応しやすくなるのでは・・・

全体でみると、大きくてどこから手を付けたら良いか分からなくて呆然としてしまうことも、ひとつひとつの小さなパーツに分解すれば、簡単に対処できる。
ということを学んだのでした。

これを応用して得ることになった『情報の整理の仕方』は、仕事にはもちろん、実生活のあらゆるところで使えるとても便利な知恵です。


2019年04月29日

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